Gihren
2008年09月28日
23:47
古い洋画、それも
サスペンス物を見ると必ず
出てくる場所出てくる
場所がある。
追うものと
追われるもの・・・必ずと言っていいほど
地下水路での
シーンが出てくる。
子供の頃の僕は、外国の下水道って
なんて大きいんだろうっ
て思った。
僕の知っている下水道は、ドラえもんに出てくる
広場に置いてあった
土管、人がやっと寝そべって入れるぐらいな物しか
知らなかった。
あれではとてもじゃないが、追いかけっこなんて出来ない。
さらに、
地下水路は
無機質なコンクリートではなく、煉瓦や石造りで出来
ていた。
舞台が19世紀であろうが、現代であろうが出てくる場所は同じ。
やっと、
この国でも追いかけっこできるぐらいの
下水道は出来たけど、コン
クリートの
トンネルの中にある太いパイプばかりが目立つ、とてもドラマなんて
生まれそ
うにない場所。
僕の
いる場所には、
永遠にドラマの生まれるような
地下水路なんて存
在しないだろう。
地下水路の行き先は、どこまで続いてどこに行くのかなんて誰にもわからない。
永遠に終わらない追跡劇。
僕はそんな場所にいる。
【撮影地】
http://slurl.com/secondlife/Susukino/63/57/21