ソラマメブログ

  
Posted by at

2008年09月30日

Stray Cat Blues



遊びつかれて、みんなが帰る時間
一人、二人・・・仲間はねぐらに戻っていく
そして遊び場に僕は一人残される

僕には帰るところがないんだ
だから、いつも一人で漂っている

海辺のうらぶれた裏通り
子猫が2匹捨てられていた

お前らも帰るところが無いんだな
でも、お前らをつれて帰れるところ
僕にも無いんだ

お前らと違って、僕は自分で選んだ
迷い漂うのも仕方ないことさ
でも、お前らは違う
誰かいい人にめぐり合って
連れて行かれると良いな

また僕がここに来ることがあったら
その時はここにいるんじゃないぞ

【撮影地】http://slurl.com/secondlife/Reef%20Island/153/49/23



【THE ROLLING STONES/STRAY CAT BLUES】
僕の中でStonesが一番かっこよかった頃の名曲。
混沌さと鋭さ、今のStonesには無い世界。



  

Posted by Gihren at 23:52Comments(0)生き方

2008年09月29日

Lizard King



レザーパンツを手に入れた
前から欲しかった。

何故って、、、
それは
蜥蜴の王様になりたかったからさ

蜥蜴の王様
奔放に舞台で踊り
詩を叫びながら詠い
そして
絶頂に達して、その場に果てる

“音楽が終わったら”で始まる饗宴
やがて狂宴に変わり
“The End”で終わる

これで終わりだ、美しき友よ これで終わりだ ただ一人の友よ【Doors/The End】~


【撮影地】http://slurl.com/secondlife/Crucible/119/209/21





【The Doors/When the music's over~音楽が終わったら~】

Doorsのライブ映像です。全14分あまりになるためか、2つに分けて
アップされていました。
このライブフィルムを見た時、何がすごいって“音楽が終わったら”で
始まり“ジ・エンド”で終わるという構成にさすがって思いました。

轟音と叫びが渦巻く“音楽が終わったら”と浮遊感漂う“ジ・エンド”
まったく違う2曲ですが、トリップミュージックはかくあるべきというと
いう2曲でもあります。


【Iggy pop&The Stooges/I Wanna Be Your Dog 】
そしてこちらが、蜥蜴が人間になったもうひとりのLizard King Iggy Popです。
もう動きが気持ち悪いのなんのって、爬虫類しています。
次に死ぬミュージシャン候補に名を連ねながら、生き抜いてきて今年は61歳か
な、この歳になっても相変わらずです。

  

Posted by Gihren at 23:55Comments(0)うた

2008年09月28日

地下水路のバラード



古い洋画、それもサスペンス物を見ると必ず出てくる場所出てくる
場所がある。
追うもの追われるもの・・・必ずと言っていいほど地下水路での
シーンが出てくる。

子供の頃の僕は、外国の下水道ってなんて大きいんだろう
て思った。
僕の知っている下水道は、ドラえもんに出てくる広場に置いてあった
土管
、人がやっと寝そべって入れるぐらいな物しか知らなかった
あれではとてもじゃないが、追いかけっこなんて出来ない。

さらに、地下水路無機質なコンクリートではなく、煉瓦や石造りで出来
ていた。
舞台が19世紀であろうが、現代であろうが出てくる場所は同じ。
やっと、この国でも追いかけっこできるぐらいの下水道は出来たけど、コン
クリートの
トンネルの中にある太いパイプばかりが目立つ、とてもドラマなんて生まれそ
うにない場所


僕のいる場所には、永遠にドラマの生まれるような地下水路なんて存
在しないだろう。

地下水路の行き先は、どこまで続いてどこに行くのかなんて誰にもわからない。
永遠に終わらない追跡劇。

僕はそんな場所にいる



【撮影地】http://slurl.com/secondlife/Susukino/63/57/21  

Posted by Gihren at 23:47Comments(0)場所

2008年09月26日

見つけたよ・・・ポルコ・・・・





見つけたよ、君の隠れ家
こんなところにあったんだ。

でも君はいなくて、主のいないサボイアS-21F後期型だけが
そこにたたずんでいた

君に近づきたくて、君の真似をして座りながら割れ目から見える
を見ていた。







ポルコ、僕はまだ君のように空を飛べそうにない・・・。


【撮影地】http://slurl.com/secondlife/Suishin/184/69/22



  

Posted by Gihren at 23:58Comments(0)場所

2008年09月25日

場末の映画館にて



1970年代の初頭、アメリカのニューシネマに影響された日本の映画に
登場するアンチヒーローたちの死に場所は、路地裏のゴミ溜め
場末の映画館って決まっていた。

凶器はナイフが定番・・・
殺し屋に来るのは、大体にして自分の弟分みたいなやつ・・・
そして、刺されたあとも何事もなかったように振る舞う・・・

崩れ落ちるように倒れたあとにはまた何事もなかったように、日
常が始まる。
まるで、やつの存在が最初からなかったように・・・。

【撮影地】http://slurl.com/secondlife/JAPAN%20DREAM%20KENJIN/88/59/23







【ゴダール/Breathless 勝手にしやがれ】

あんまりイメージに合ったものがなかったのでゴダールの“勝手にしやがれ”の
ラストシーンから

“最低に汚ぇえ”


【小島真由美/セシルカットブルース】
まぁ、あんま関係ないですがセシルカットつながりで・・・この曲好きだったな。


  

Posted by Gihren at 23:57Comments(0)場所

2008年09月24日

別れの朝



別れの朝 2人は 冷めた紅茶飲み干し
さようならのくちづけ 笑いながらかわした

別れの朝 2人は 白いドアを開いて
駅に続く小道を 何も言わず歩いた

言わないで さよならは 涙をさそうから
触れないで この指に 心がみだれるから

やがて汽車は出て行き 一人残る私は
ちぎれるほど手をふる あなたの目を見ていた

言わないで なぐさめは 涙をさそうから
触れないで この指に 心がみだれるから

やがて汽車は出て行き 一人残る私は
ちぎれるほど手をふる あなたの目を見ていた

あなたの・・・目を見ていた

【ペドロ&カプリシャス 別れの朝(1971)】



【撮影地】http://slurl.com/secondlife/Croquis/236/117/27












ソロとして活躍する高橋真理子がかつて在籍したグループ、ペドロ&カプリシャスの初期の
ヒット曲。
この時のボーカルは、初代の故前野曜子

すみません、前回に続いて歌物です・・・
ネタがないわけではないのですが、今の気分でピックアップしました。
(一部のフレの皆さんには、わかってるとおもいますがww)。

だんだんブルーになってきた・・・調子に乗ったついでにもう一曲。
あんまりヒットしなかったみたいなんだけど、この前有線でかかっていて、歌詞を入れてぐぐったら
出てきた曲。


【八神純子 甘い生活】

すみません・・・ここ見た人くらい気分なっちゃいましたね・・・
そんな気分シェアしてもしょうがないんですけど。

  

Posted by Gihren at 23:54Comments(0)うた(昭和歌謡)

2008年09月24日

堕天使ロック



見つめる前に 飛んでみようじゃないか
俺たちにできないこともできるさぁ
さぁみんなで ロカビリィを踊ろう

心はぁ、変わりやすけど・・・
ほんとはぁ 何も変わっちゃないのさぁ
周りだけが ぐるぐるまわるのさぁ

子供の頃は 良かったじゃないか
裸でも 生きていられたぜ
さぁみんなで ツイストを踊ろう

ないものねだりだけども
俺たちの地平線まで
さぁみんなで 行こうぜ出発だ

転がってゆけ 崩れてゆけぇ
堕ちるとこまで 堕ちてゆけ
咲いた花なら 一つになればよい

見つめる前に 飛んでみようじゃないか
俺たちにできないこともできるさぁ
さぁみんなで ブルースを踊ろう

【The Jacks 堕天使ロック】

【撮影地】http://slurl.com/secondlife/Misty%20Acres/242/48/27
  

Posted by Gihren at 00:29Comments(0)うた

2008年09月22日

帽子を手にいれた



帽子を手にいれた。
深くて、顔がすっぽり隠れるくらいのものを見つけた。

は、僕のこと覚めているって言ってるみたいだけど、
実はさ・・・とても恥ずかしいぐらいに恥ずかしがりや恥なんだ。
試しに、帽子の下の僕を覗き込んでごらん
あまりにも照れて、引きつった男の顔がそこにあるから

そんな僕にこの帽子は好都合なのさ。
やっと居心地のよい場所が出来た

【撮影地】http://slurl.com/secondlife/Japan%20Resort/155/17/22


“My Hair”
【Find Ash】http://slurl.com/secondlife/Isle%20of%20Tranquility/232/50/31
FA x :sey"Bmesh[Amber Brown]"FA x :sey"Bmesh[Amber Brown]  

Posted by Gihren at 23:53Comments(0)

2008年09月21日

太陽に溶ける海



あれが見つかった 何が? 永遠 太陽と溶けあった 海のことさ

ぼくの不滅の魂よ おまえの誓いを守るがいい 独り身の夜と
燃える昼にはおかまいなしに

従って 世間の評判からも 月並みな方向からも 己を解き放って
気ままに飛んでゆくがいいのだ…

――望みもなければ 復活の祈りもない 学問と忍耐 つまりは
責め苦こそが必定だ

もはや明日はない サテンの燠よ おまえの灼熱こそが
果たすべき務めなのだ


あれが見つかった ・・・何が? ・・・永遠 太陽と溶けあった
海のことさ(ランボー/『ことばの錬金術/地獄の季節』)

ぐぐてみたら、上のような訳が出てきました。

でも、僕は下の訳が好きです。

見つけたぞ」 「何を?」 「それは太陽に溶ける海

(アダマ)これ、どがん意味や? (ケン)意味とか考えたら駄目ばい。 「詩」は感じるもんたい。
(村上龍/『69』)

主人公ケンが、優等生でハンサムなアダマにはったりをかますつもりで渡した(それは意味とか
考えたら駄目ばい・・・のくだりに現れていますw)ランボーの詩集。
この一節で、優等生でハンサムなアダマは人生を変えてしまう。

でも確かに、意味なんて考えたら駄目だと思う、僕がこの一説に出会ったのも高校生のとき。
意味なんて考えなかった。
ただ・・・ただ 「見つけたぞ」 「何を?」 「それは太陽に溶ける海」 このフレーズのかっこよさ
に打ちのめされた。

そしてそれは、今も変わらずにいます。

見つけたぞ」 「何を?」 「それは太陽に溶ける海


【撮影地】http://slurl.com/secondlife/Naturum%20Island/69/117/21



そして、永遠を見つけた男の死に様、世界で一番かっこ悪くてかっこいい
死に方のラストシーン


『ゴダール/気狂いピエロ』

(マリアンヌ)見つけた (フェルデイナン)何を (マリアンヌ)永遠を 
(フェルデイナン)それは海(マリアンヌ)そして太陽

  

Posted by Gihren at 23:52Comments(0)場所

2008年09月20日

定位置



ジャパリゾのこの場所が、僕の定位置
プールサイドの端っこに、座ってぼおっとしてる・・・

最近、空いていないことが多くなった。
そんな時は、別のポジションに座ることがあるけど落ち着かなくて、うろうろしたり、別の場所
にテレポートしたりしてしまう・・・。でも、やっぱり気になって戻ってきてしまう

ここに座って、人間観察をするのがとても好きだ。
人を見ていると飽きない・・・話し声に耳を傾けて・・・本当にいろいろな人たちがいっぱい
いる。
不思議と、ここに座っていると寛容になれる、考え方や生き方・・・目的が僕と違っても、なん
だか共感してしまう

僕は、誰も近づけないみたいな顔をしながら・・でもとってもさみしがりやだから、ここに
いるとほっとできる。
ここでいろんな人と出会い・・・話して・・・遊んだ
現在進行形の人もいれば、遠くなってしまう人もいる。

今日もぼくは、ここで好きな夜明けの時間を待ちながら座っています。


【撮影地】http://slurl.com/secondlife/Japan%20Resort/148/3/22









【The Doors - Waiting For The Sun~太陽を待ちながら~】
ほとんど題名だけで、選んでみましたww
混沌さがあまりSSと合ってないかもしれませんが、激しさのなかにある静かなところがこの曲の好きなところです。





  

Posted by Gihren at 23:48Comments(0)場所(point)

2008年09月19日

飛ばない豚は・・・ただの豚だ



へきへきするほどベタといえばベタなんだけども、僕は紅の豚がとても好きだ
もうひとつは、カリオストロの城
あまり宮崎駿作品は好きではないけれども、この2つだけは別だ

理由はひとつ、・・・かっこいい大人が描かれていること・・・
こんな大人になれるなら、大人になってもいいなと思ったことがある

泥棒賞金稼ぎ・・・世間的にはほめられる様な仕事じゃないし、まぁあんな生き方なんて出来ないけれども少しは近づきたいと思った

あれからだいぶ月日は流れて、僕は大人になりきれずにいる・・・結局、当たり前だけど2人の様にはなれなか
った


あれは、物語の世界・・・そういってしまう事は簡単だけど、ほんのちょっぴりまだ2人に近づきたいと思っている


僕は空をとべていますか




  

Posted by Gihren at 23:54Comments(0)生き方

2008年09月18日

海を見ていた午後



一人になりたいとき、僕はここに来る・・・
友達に聞かれた・・・そんなところで一人でいられるのって?・・・

こういうところだからこそ・・・一人になれるんだよって・・・まぁ女の子ならそうは行かないだろうけどね・・・
と僕は答えた。

実際そうなんだ、知り合いさえいなければ誰も声をかけてこない。静かに海を見てられる・・・

でも、一人でいたいなんて嘘さ・・・やっぱり誰かと話したい・・・。
心が荒れて、誰かに頼りたくても頼れないとき・・・ここで気を静めるんだ。



【撮影地】http://slurl.com/secondlife/Densi%20Falls/65/102/23<アダルトSIMにつき注意>




【松任谷由美 海を見ていた午後】

歌詞の中では三浦岬だけど、山手から三浦半島にかけての山のうえから見える房総半島を見るのが、僕は好きだった。
近くに見えるけど、行ったことない場所。
あいだにはさまれた東京湾を行きかう大きな船、小さな船・・・ソーダ水からは見ないけど。

フェリーに乗っていく場所・・・初めて久里浜から金谷に向けてフェリーに乗ったときはすごくわくわくした。














  

Posted by Gihren at 23:25Comments(0)場所

2008年09月17日

Happening At 3 O'clock A.M.



僕の大好きな時間・・・

夜と朝の狭間・・・あたりの色が薄くなっていく時間・・・
昔からしたいことがあった・・・新宿の高層ビル群の下で夜の帳が落ちていく時間を歩道に腰掛けて見ていたい。
何かのドラマに影響されたかはわからないけど・・・最も70年代80年代のころならともかく、今の新宿は多分そんな僕の想いなんて受け入れてくれないだろう。

一番イメージにあっている場所、LittleHevenさんの店の前を借りて、そんなイメージでSSを撮ってみた。
くさいけど、頭の中に流れるメロディはこれって決めていた。


【Billy Joel - The Stranger】

若いころのショーケンが演じてそうな、そんな主人公になりたい。


【撮影地】http://slurl.com/secondlife/LITTLE%20HEAVEN/120/48/24


【趣味のページ(バリバリマニア入っていますから読み飛ばしてくださいw)】
今日のブログのタイトルは、日本に存在した孤高のGS“The Golden Cups”の隠れ名曲“午前3時のハプニング”からとりました。
ギターとかの音を変えるワウワウつー機械があるんですが、その機種のクライベイビーの教則レコードを早回しにしてイントロにしてしまったとんでもない曲です。

  

Posted by Gihren at 22:18Comments(0)好きな時間

2008年09月16日

僕にふさわしい場所



「もしも君が、ほんとにこの話を聞きたいんならだな、まず、僕がどこで生まれたとか、チャチな幼年時代はどんなだったのかとか、 僕が生まれる前に何をやってたとか、そういったデイヴィッド・コパフィールド式のくだんないことから聞きたがるかもしれないけどさ、実をいうと僕は、そんなことはしゃべりたくないんだな(『ライ麦畑でつかまえて』冒頭より)」

ホールデン・コールフィールドが自分は、広いライ麦畑で遊んでいる子供達が、気付かずに崖っぷちから落ちそうになったときに、捕まえてあげるような、そんな人間になりたい...と思ったように僕は君を捕まえていてあげるよ。

古い機関車が打ち捨てられたライ麦畑の真ん中で、僕は呟いた


【撮影地】
http://slurl.com/secondlife/Dreamworld%20North/218/117/22





  

Posted by Gihren at 00:41Comments(0)場所

2008年09月14日

この場所から



ちょうど1年前、もうひとつの僕の物語はここから始まった。

今は、移転してしまってがらんどうに近い場所。
未だにβ版Second Life日本語版ダウンロードした僕は、言われるがままにこの場所へとやってきた。

一通りチュートリアルを済ませた僕は、Second Life日本語版の世界へと放り出された。
話す人もなく、かといって声もかけられず・・・・何もわからなかった

あれから1年がたち、RLでもSLでも色々な事がおこり、また色々な人が通り過ぎて行った。

僕はまだここにいて、飲んだくれながら過ぎ行く人を眺めています。

大人になれなかった僕の見つけた世界



  続きを読む

Posted by Gihren at 22:10Comments(0)場所(point)